iPhoneはアプリがバックグランドで個別に、しかも自動的に動作しているので、各種設定をしていないとバッテリーの減る速度が早くなることがあります。
「何もしてないのにバッテリーがガンガン減る…!」という方は、iPhoneの設定を見直す必要があります。予想以上にiPhoneはバッテリーを消費しながら自動で動いています!
今回はiPhoneのバッテリーが自動的に減る原因となりえる17のことについて、画像と手順を紹介しながら具体的に解説します。
ひとつひとつ設定していけば、バッテリー消費を大幅に減らせる可能性があります!
バッテリーの状態が80%以下だと厳しいかも...。バッテリー交換もしくはiPhoneの機種変更をおすすめします
iPhoneではバッテリーの状態を確認する方法があるって知っていましたか?
「設定」から自分のiPhoneが購入時からどれくらい消耗しているのかを確認することができます。バッテリーの最大容量が80%以下になっている場合は、充電してもすぐにバッテリー残量が消耗してしまう可能性があります。
バッテリー容量が80%を下回っている場合は、そもそもとしてバッテリーが老朽化しているため、バッテリー交換するかiPhoneを機種変更するしかありません!
Appleでは公式で下記のように発表しています。
iPhoneのバッテリーは、フル充電サイクルを500回繰り返した時に、本来の容量の最大80パーセントを維持できるように設計されています。
1年間の製品保証にはバッテリーに不具合があった場合のサービスが含まれています。保証期間を過ぎている場合はAppleのバッテリーサービスを利用できます。価格と規約は変更される場合があります。
この他にもAppleは「バッテリーは消耗品であって、経年劣化によって性能が低下する」と言っているので、バッテリーの性能が低下している場合はバッテリーを交換するか機種変更しかありません。
バッテリーの最大容量を確認する方法は下記のとおりです。
- 「設定」を開く
- 「バッテリー」をタップ
- 「バッテリーの状態」をタップ
- 「最大容量」を確認
たとえば私はiPhoneSEを利用しはじめて2年3カ月目になるのですが、バッテリーの最大容量を確認してみると85%でした。体感レベルでもバッテリーの消耗を感じているので、そろそろ替え時かもしれません。
バッテリーを交換する場合の費用
「今の機種が使いやすいから機種変したくない!」という方はバッテリーの交換がオススメです。
バッテリーの交換は近くのAppleショップやキャリアで頼めば引き受けてくれるでしょう。気になるお値段は、AppleCare+という保証サービスに加入しているのであれば、対象期間中は0円。
AppleCare+に加入していなかったり、保証期間が終了している場合は、バッテリー交換費用として下記の金額がかかります。安くはないですが、機種変更よりもリーズナブだと思います。
機種 | 費用 |
iPhone X iPhone XS iPhone XS Max iPhone XR iPhone 11 Pro Max iPhone 11 Pro iPhone 11 |
7,400 円 |
上記以外の機種 | 5,400 円 |
バッテリー充電の最適化をオフにすれば100%充電ができるようになる
iPhoneには「最適化されたバッテリー充電」という機能があります。最適化されたバッテリー充電をONしていると、あなたのiPhoneの使用傾向を学習し、iPhoneを使い始めるまでは80%までしか充電しないようになります。
iPhoneは充電するたびに100%までフル充電しているとバッテリーの寿命が短くなりがちなので、80%までに抑えることでバッテリーの劣化を抑えることができます。
学習機能ではたとえば、仕事中はiPhoneをあまり使わないのであれば、iPhoneはそれを学習して「日中は80%まで」と判断し、仕事が終わった時間帯にiPhoneをよく使うのであれば、それまでの充電は100%にしてくれるという機能です。
便利なのですが、生活サイクルは毎日一定ではないため、長時間使いたい時に「え!80%しか充電できていない!」ということがあります。この設定をOFFにする方法は下記のとおりです。
- 「設定」を開く
- 「バッテリー」をタップ
- 「バッテリーの状態」をタップ
- 「最適化されたバッテリー充電」のスイッチをOFFにする
- 「明日までオフ」もしくは「オフ」をタップ
とくに、iPhoneのバッテリーの最大容量が80%以下になっている場合など、80%までしか充電されなかったら余計に充電がなくなるのが早く感じるとおもいます。
「ただでさえ充電が減るのが早いから、100%まで充電したい!」という方は「最適化されたバッテリー充電」はOFFにしておきましょう。
低電力モードを活用しよう
iPhoneには「低電力モード」という機能があります。iPhoneは自分が操作していなくても、アプリが個別にバックグラウンドで活動していて、バッテリーを消耗することがあります。
「低電力モード」をONにすると、バックグラウンドで活動しているアプリを一時的に停止することができます。低電力モードをONにしている場合、バッテリー残量が80%を切ると一時的にアプリの活動が停止します。
充電をおこない、80%以上になると低電力モードは一時的に解除されます。低電力モードになっているかどうかは、バッテリーの色で判別することができます。バッテリーの色が黄色ならON、緑ならOFFになっています。
低電力モード中に制限され、影響がでるものとしては下記のようなものがあります。
- メールの取得
- Siri
- App のバックグラウンド更新
- 自動ダウンロード
- 一部のビジュアルエフェクト
- 自動ロック (デフォルトは 30 秒後)
- iCloud 写真 (一時的に停止)
低電力モードの設定方法は下記のとおりです。
- 「設定」を開く
- 「バッテリー」をタップ
- 「低電力モード」のスイッチをOFFにする
よく使ってるアプリが何かを確認しよう
iPhoneを日常的にアプリを使っていても、「どのアプリがどのくらいバッテリーを消費しているのかしているのか?」、「どのアプリを何時間つかっているのか?」というのは視覚的にわからないですよね。
しかし、iPhoneは自動的にアプリごとの使用時間とバッテリー使用状況を記録してくれています。たとえば、私のiPhoneの例でいうと下記のような結果が表示されました。
使用時間はTwitterが一番多いのがわかりますね。しかし「バッテリー使用状況を表示」という部分をタップして画面を切り替えると、(FFRKという)ゲームアプリが一番バッテリーを消費していることがわかります。
このように視覚的にバッテリーを一番消費しているアプリを確認することができるので、意識することでバッテリーの消耗を減らすことができます。
バッテリーの使用状況を確認する方法は下記のとおりです。
- 「設定」を開く
- 「バッテリー」をタップ
- 下にスクロールして、アプリごとの使用状況を確認する
バックグラウンド更新をWi-Fiのみに設定しよう
iPhoneに入っているアプリは「マルチタスク」といって個別に活動しています。たとえば、Googleマップの位置情報をONにしていれば、自分が移動してGoogleマップを開くと地図も移動していますよね。
これを「バックグラウンド更新」といいます。つまり、別のアプリを操作していても、個別のアプリはバックグラウンドで更新されており、活動しているということです。
バックグラウンド更新をONにしてると、自分が操作していなくてもデータ通信を行っているということなので、通信量も上がりますしバッテリーも消費します。
そのため、充電の減りが早い場合はアプリごとのバックグラウンド更新をOFFにすることをオススメします。バックグラウンド更新をOFFにしても、一般的なアプリ利用であれば特に不便さを感じることはありません。
また、個別設定が面倒な場合は、「Wi-Fiに接続しているときだけバックグランド更新をONにする」という設定もできます。
具体的な手順は下記のとおりです。
- 「設定」を開く
- 「一般」をタップ
- 「Appのバックグランド更新」をタップ
- 一括設定する場合は「Appのバックグランド更新」をタップ
- 「Wi-Fi」をタップ※Wi-Fi接続時のみの場合
ステップ4まで進むと下記のような画面になります。もし個別でバックグラウンド更新をON・OFFしたい場合はアプリの横のスイッチを切り替えます。
一括で操作したいときは「Appのバックグランド更新」をタップします。
一括設定では「オフ」、「Wi-Fi」、「Wi-Fiとモバイル通信」が選択できます。ここで「Wi-Fi」に設定すると、Wi-Fi接続時にのみバックグランド更新がおこなわれます。
そのため、自宅でWi-Fiを使っている方は、家のWi-Fiに繋いだときにだけバックグランド更新がおこなわれ、外出先などではバックグランド更新がおこなわれないためバッテリーの消耗を防げます。
「オフ」は常にバックグラウンドを停止、「Wi-Fiとモバイル通信」は常にバックグランド更新をおこなうことを意味します。
位置情報を「アプリ使用中のみ許可」にしよう
iPhoneのアプリでは位置情報をONにしておくことで便利に使うことができるアプリがあります。
たとえばGoogleマップの位置情報をONにしていれば、自分が今いる場所がわかりますし、「ぐるなび」などのレストラン検索アプリでは、自分の現在地から一番オススメのお店を探すことができます。
しかし、位置情報サービスは、GPS衛星から電波を受信することで可能になるサービスなので、位置情報サービスをONにしているとバッテリーが消費していきます。
位置情報サービスが必要ないアプリは「オフ」、マップアプリなど位置情報が必要なアプリでも「アプリ使用中のみ許可」にしておきバッテリーの消費を極力減らしましょう。
設定手順は下記のとおりです。
- 「設定」を開く
- 「プライバシー」をタップ
- 「位置情報サービス」をタップ
- アプリ個別に設定
- 一括でOFFにしたい場合は「位置情報サービス」のスイッチをOFFにする
ステップ4まですすむと下記の画面になるはずです。アプリ別で設定したい場合はアプリをタップします。一括で設定したい場合は「位置情報サービス」という一番上の部分のスイッチをOFFにします。
アプリ個別の場合は、下記のメニューが表示されます。「なし」はOFF、「次回確認」はその都度ごとに確認が入り、「このAppの使用中のみ許可」の場合はアプリを利用しているときだけ自動的にONになるという設定です。
基本的に通知はオフでOK
iPhoneではアプリ別に通知のON・OFFを設定することができます。ONにしていると、iPhoneを使用していないときに通知音とともにロック画面に通知が表示されます。
通知が来るたびに画面がアクティブになるので、たとえば仕事中にロッカーに入れていても通知が来るたびにバッテリーが消費されます。
そのため、通知はOFFにしておきましょう。特に緊急出ないものの通知はOFFにしていてOKです。たとえば、メールなどは自分がiPhoneを触れる時に確認すれば問題ありませんし、「バッジ」と呼ばれる通知がきていることを示すアイコンがあれば見逃すことはありません。
通知をOFFにする手順は下記のとおりです。
- 「設定」を開く
- 「通知」をタップ
- 通知をOFFにしたいアプリをタップ
- 「通知を許可」のスイッチをOFFにする
外にいる時はWi-Fiをオフにしよう
外にいる時にはWi-Fiを切っておくだけでも、バッテリーの消耗を防ぐことができます。Wi-FiをONにしていると、バックグラウンドでWi-Fi検索機能が自動的に活動します。
街中にでると公共の無料Wi-Fiや、他人のWi-Fi、レストランやカフェなどの無数のWi-Fiができますよね。つまり、Wi-FiをONにしているとバックグランドでこれらのWi-Fiを常に探し回っていることになります。そのため、バッテリーを消費してしまうんですね。
4GやLTEなどのモバイルデータ通信を利用してるたり、Wi-Fiを使うのは自宅のみの方は外出中はWi-Fiを切っておきましょう。
Wi-FiをOFFにする手順は下記のとおりです。
- 「設定」を開く
- 「Wi-Fi」をタップ
- 「Wi-Fi」のスイッチをOFFにする
画面の明るさは明るすぎないか?画面の表示時間は長くないか?
iPhoneの画面を明るさは、明るくすればするほどバッテリーを消費します。画面を明るくした状態で画面の表示時間を長くしているとバッテリーの消費が早くなります。
たとえば、画面表示時間設定を「なし」にしたとします。操作をしない状態でiPhoneを放置しているとバッテリーがなくなるまで画面が表示され続けます。
そのため、画面の明るさはできるだけ抑えめに、画面の表示時間は一定時間立つとスリープモードに入るように設定しましょう。手順は下記のとおりです。
■画面の明るさを調整する手順
- 「設定」を開く
- 「画面表示と明るさ」をタップ
- 明るさのスライドで明るさ調整
ステップ3まで進むと下記の画面が表示されるはずです。スライドを動かしながら画面をみつつ明るさを調整しましょう。
■画面の表示時間を指定する手順
- 「設定」を開く
- 「画面表示と明るさ」をタップ
- 明るさのスライドで明るさ調整
- 「自動ロック」をタップ
- 設定したい画面表示時間をタップ
時間は30秒/1分/2分/3分/4分/5分/なし が選べ、設定した時間になると画面が消えます。
仕事中やiPhoneを使わない時は機内モードにするか電源をオフにしておこう。勝手に電池を消耗するかも
ここまでも解説しているとおり、iPhoneまマルチタスクなのでアプリごとが自動的にバックグラウンドで活動し、微弱ながらデータ通信を行っていることがあります。
そのため、個別に一つひとつ設定するよりも『機内モード』という全くデータ通信をしない状態にするか、長時間使わないときはiPhone自体の電源を切っておくことでバッテリーの消耗を少なくすることができます。
オススメはワンタッチでできる機内モードの設定です。
ホームボタンがあるiPhoneであれば画面下から上へスワイプ。ホームボタンがないiPhoneであれば画面上から下へスワイプすると「コントロールセンター」というシステムを表示することができます。
コントロールセンターで飛行機の形をしたマークをONにすると、機内モードになり4G/LTEなどのモバイルデータ通信を完全に遮断できます。Wi-FiもOFFになるのですが、Wi-Fiは個別でONにもできるので、Wi-FiがONになっている場合はWi-Fiも切っておきましょう。
機内モードは「設定」のアプリからも利用することができます。
- 「設定」を開く
- 「機内モード」のスイッチをONにする
- Wi-FiがONになっている場合はWi-FiはOFFにしておく
通知が来るたびに画面ONにならないように設定しよう
ロック画面に通知をさせない方法は紹介しましたが、「通知を見逃したくない!でも、通知が来るたびに画面がONになるのがうざい」という場合は、通知が来るたびに画面がONにならないように設定しましょう。
方法としては「目立たない形で配信」という機能を使います。
iPhoneに通知がくると、ロック画面に表示されたり、「通知センター」に表示されたり、バナーで表示されたりします。通知による画面表示をOFFにしたい場合は、画面に表示されたら通知を左にスワイプします。
「管理」をタップします。
「目立たない形で配信」をタップします。
こうすることで、通知がきても音も出ず、画面も点灯しません。自分がiPhoneを触ってロック画面で下から上へスワイプすると「通知センター」が出てきて確認することができるようになります。
会議中や仕事中など、集中したい時に便利な設定です。この設定は通知がきてからホーム画面から設定することもできますが「設定」のアプリから個別に設定することもできます。
- 「設定」を開く
- 「通知」をタップ
- 設定したいアプリをタップ
- 「通知」の「通知センター」のみにチェックを入れる
- 「サウンド」をOFFにする
iOSは最新状態にしてる?古い状態だとバッテリーの消耗が早くなるかも
iPhoneのバージョンが古いとバッテリーの消耗が激しくなる場合があります。なぜなら、iOSが古いとアプリのバージョンなどと噛み合わずシステムにバグが起こる可能性があるためです。
実際にAppleの公式でも「バッテリーの駆動時間と耐用年数を最大限に延ばす」というページでiOSのバージョンアップを推奨しています。
最新のソフトウェアにアップデートする
Appleのソフトウェアアップデートには先進的な節電技術が含まれていることが多いので、あなたのデバイスが最新バージョンのiOS、watchOS、またはmacOSを搭載していることを常に確認してください。
引用元:バッテリー - パフォーマンスを最大化する - Apple(日本)
そのため、iOSのバージョンは最新のものにしておきましょう。バージョンのアップデートは下記のとおりです。
- 「設定」を開く
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェア・アップデート」をタップ
- 「ダウンロードしてインストール」をタップ
- 「続ける」をタップ
- 「インストール」をタップ
- パスコードを入力
アプリの断捨離!使わないアプリは削除しよう
iPhoneでインストールしているアプリの中で、使っていないアプリがあるのであれば削除しておきましょう。ここまで解説してきたとおり、アプリはバッテリーを消耗させる大きな原因となりやすいです。
アプリの自動アップデートやバックグラウンド処理によってバッテリーの消耗は早くなります。使っているアプリであれば仕方がないですが、使ってないアプリによってバッテリーが消耗されるのはもったいないです。
年に数回しか使わないアプリは一旦消しておき、必要になったら再度ダウンロードしてもOKです。有料のアプリでも、一度消して再インストールする場合には無料でダウンロードできます。
「海外旅行のときしか使わない!」というアプリや、「もっといいアプリ見つけたから使わなくなった!」というアプリはガンガン消していきましょう。
アプリはホーム画面で長押ししていると削除メニューが表示されます。
Siriの機能をオフにする
iPhoneのAIアシスタントである「Siri」は便利ですが、Siriは何か尋ねるとネット上の情報をもとに返答してくれます。
Siriはオンラインでしか利用することができず、オンラインの状態でSiriをONにしていると、見えないところで常にシステムが活動しています。
そのため、SiriをOFFにすることでバッテリーの消費を減らすことができます。
- 「設定」を開く
- 「Siriと検索」をタップ
- 「"Hey Siri"を聞き取る」のスイッチをOFFにする
- 「ホームボタンを押してSiriを使用」のスイッチをOFFにする
- 「Siriをオフにする」をタップ
ポイントは「"Hey Siri"を聞き取る」と「ホームボタンを押してSiriを使用」の両方をOFFにすることです。どちらか一方でもONになっているとSiriを完全にOFFにすることはできないので注意しましょう。
非通知電話や迷惑電話を着信拒否にしよう。何回も迷惑電話をかけられると電池が消耗するかも
非通知着信や迷惑電話が頻繁に来る場合は、着信拒否設定をしましょう。着信自体は無視しつづければ直接的な被害はないと思いますが、電話が来るたびに無駄にバッテリーを消費してしまいます。
もし番号がわかっている場合は、着信履歴から迷惑電話の番号を選んで着信拒否することができます。着信履歴から着信拒否したい番号の横にあるマークをタップします。
すると、選択した電話番号を追加したりするメニューが表示されるので、一番下にスクロールします。一番下には「この着信者を着信拒否」というボタンがあるのでタップして「連絡先を着信拒否」を選べば完了です。
一方で、番号が表示されない非通知着信の場合はiPhoneから行うことができず、キャリア側での設定になります。
たとえばdocomo、au、SoftBankの場合は、指定の番号に電話して音声ガイダンスから非通知着信拒否設定を行います。下記の番号に連絡して音声ガイダンスに従って非通知着信拒否設定を行いましょう。
ただしSoftBankの場合は、「ナンバーブロック」という月額100円のオプションサービスに加入しなければ利用できない点にも注意が必要です。
キャリア | 電話番号 |
docomo | 148 |
au | 1481 |
SoftBank | 144 |
壁紙の視覚効果を静止画にしよう
iPhoneで設定できる壁紙には、アニメーションのように動く画像と、静止画があります。バッテリーの消費でいうと、確実に動く画像を壁紙に設定した方がバッテリーの消耗は大きくなります。
そのため、バッテリーの負担を減らすためには壁紙の画像は静止画にしましょう。
iPhoneで壁紙の選択をするときにデフォルトで入っている「ダイナミック」という画像は、iPhoneの傾きに合わせて動く画像です。バッテリーの消費量を減らしたい場合は静止画か、もしくはカメラで撮影した画像を選択しましょう。
視差効果をオフにしよう
iPhoneには「視覚効果」という設定があります。iPhoneにはジャイロセンサーという傾きを感知できるシステムが組み込まれています。
ジャイロセンサーはゲームアプリで応用されて、iPhoneを傾けて動かすゲームなどもアプリで登場していますが、ジャイロセンサーの役割はゲームだけに応用されているわけではありません。
iPhoneで設定できる「視覚効果を減らす」という設定をOFFにしていると、iPhoneの傾きに合わせて画面が動きます。これは文章で説明するよりも、自分のiPhoneを使って設定してみるとすぐにわかるはずです。
下記の画像は私のiPhoneで実際に「視覚効果を減らす」をOFFにしたときのホーム画面の様子です。明らかに画像が動いていることがわかりますよね。
このように傾きによって画面を動かすことで、たとえば寝っ転びながらiPhoneを利用したときにも画面がみやすくなるようにする仕組みだそうです。
正直あまりみやすさは変わらないですし、バッテリーの消費を押さえたい方は、「視覚効果を減らす」という設定をON(視覚効果を機能させない)にしておきましょう。手順は下記のとおりです。
- 「設定」を開く
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「視覚効果を減らす」のスイッチをONにする
まとめ:バッテリーの消耗を減らす方法まとめ
バッテリー消費を減らす方法をまとめると下記のとおりです。
- 最大容量が80%以下の場合はバッテリーか機種を変更しよう
- 「バッテリーの最適化」をOFFにすると100%まで充電できる
- 「低電力モード」をONにしよう
- よく使ってるアプリの把握してコントロールしよう
- バックグランド更新をWi-Fiのみにしよう
- 位置情報サービスは必要なときだけにしよう
- アプリなどの通知をOFFにしよう
- 外にいる時にはWi-FiをOFFにしておこう
- 画面の明るさや表示時間を調整しよう
- iPhoneを使ってないときは機内モードにしよう
- 通知が来るたびに画面が起動しないようにしよう
- iOSは最新バージョンにしておこう
- 使ってないアプリは断捨離しよう
- Siriの機能をOFFにしよう
- 非通知電話や迷惑電話をブロックしよう
- 壁紙は静止画にしよう
- 視覚効果の機能を切っておこう
上記のすべてをちゃんとおこなえば、かなりのバッテリー消耗を減らせます。充電回数も減り、バッテリーへの負担も減らすことができるので、iPhoneを長持ちさせることもでるようになります!
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