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iPhoneを下取りに出さず記念に自宅保管するのは絶対おすすめしない

iPhoneを機種変更するときに今持っているiPhoneが不要になりますよね。その時に「思い出がたくさん詰まってるし、愛着もあるから取っておこうかな…。」と思う方もいると思います。

結論から言うと絶対に下取りに出した方がメリットが多いです!

確かにiPhoneっていろんな機能があるので日常の一部となっていて、機種変更するときでも古い機種に愛着がある人もいると思います。

私も昔は物を捨てるのが苦手で古くなったiPhoneも「いつか使う時がくるかもしれない」「思い出としてとっておこう」といって残しておいてたことがあります。

しかし、実際には1年に一度触るくらいでしたし、時間が経てば経つほど存在を忘れて埃だらけに…。引っ越しの時に結局捨ててしまって、「どうせ捨てるんなら下取りに出した方が良かったな…」と後悔したこともあります。

この記事では古くなったiPhoneの使い道と、取っておくことのデメリットについて紹介します。

この記事を読んだ上で、それでも「取っておきたい!」という思う方はそれで大丈夫ですが、「確かにいらないかも」と思ったのであれば、下取り価格は時間とともに下がっていくので、値段が高いうちに下取りに出しましょう!

目次

使わなくなったiPhone活用する5つの方法

iPhoneから新しい機種に変更すると使えなくなる機能として下記のようなものがあります。

契約解除後に使えなくなる機能

  • 電話番号を使った電話機能
  • 携帯会社のアドレスを使ったメール
  • ネット通信(wi-fiを除く)

これらの機能は使えなくなりますが、iPhoneには様々な機能が付いていて、契約を解除した後でも使える機能がたくさんあります。

ここではiPhoneを下取りに出さない場合の使用例をいくつかご紹介したいと思います。

1.音楽プレーヤーにする

契約が切れたiPhoneでも、パソコンを使ってiTunesにつなげば音楽を取り込むことができます。

なので、機種変更時にiPhoneを下取りに出さずに、音楽プレーヤーとして使う人は多くいます。例えばランニング時や車の中で使う『iPod』のような音楽専用の端末として使うという感じですね。

確かに新しいiPodを購入するよりも、不要になったiPhoneをiPodの代わりとして使うのは効率的かもしれません。

ただし、iPhoneはiPodよりもひと回り大きいのでランニング中はかさばったり、車の中に置いておくと熱でオーバーヒートしてしまって故障することも考えられます。

このように音楽専用機器ではないので若干の不便さはあり使い所にもよりますが、音楽プレーヤーとしては有効に活用できるのではないでしょうか。

2.動画再生機として使う

動画はiPhoneの容量を大きく取るファイルです。

古いiPhoneに動画を入れておいて、動画プレーヤーとして移動中や旅行先などで暇つぶしに使うことができます。新しいiPhoneの容量節約にもなりますね。

今ではYouTubeやHuluなどの外部サイトで動画を見ることができるので使用頻度は少ないかもしれませんが、ネットに繋がらない場所であれば古いiPhoneは動画プレーヤーとして機能します。

ただし動画を見るときは充電がすぐに減ってしまうので充電器は常に用意しておく必要がありますね。

3.ボイスレコーダーとして使う

iPhoneにはボイスレコーダーが最初から入っています。

この機能を使えば会社の会議や自分の日々のメモをボイスレコーダーに録音しておくことができます。

今後発売される機種にもボイスレコーダーが付いているので、わざわざ残してまでボイスレコーダーとして使うのか?というと疑問ですが、「ボイスレコーダーとして会社に置きっぱなしにしておく」という方には有効な使い道となるかもしれません。

4.子供のおもちゃにする

iPhoneを下取りに出さなかった時の一番のオススメ活用法は子供のおもちゃにするという使い方です。

家にwi-fiがあればアプリゲームなども使うことができるし、携帯会社との契約が切れているので課金などの心配もありません。(クレジットカード決済にしている場合は注意が必要です。)

子供がYouTubeでアニメを見る専用の機械として使うという使い道などもありますね。子供からすると大人が使っている本物の機械を与えられるという喜びもあると思います。

ただしもし子供がそのiPhoneを壊してしまったり、画面を割ってしまったら「新しいの買って!」とせがまれるかもしれません。

一度iPhoneの楽しさを知ったらどんな子供で欲しくなってしまうでしょう…。

5.格安SIMを買って再度利用する

契約が切れたiPhoneでは電話番号がなくなるので電話番号を使った通話機能は使えなくなります。

しかし、格安SIMだけを契約・購入して、古いiPhoneに入れてしまえば普通のiPhoneと同様の機能が使えるようになります。

格安SIMの活用は最近では流行りの活用法ですね。

ですが、この場合古くなった機種にSIMを入れるよりも、新しい機種の本体だけを購入して、そちらに格安SIMを入れた方が機能も良いし、月額料金も安くなります。

格安SIMを入れた古いiPhoneの月額料金+新しい機種の月額料金をダブルで支払っていたらもったいないですよね。

SkypeやLINE通話などはwi-fiがあれば使えるのでSIMカードがなくても使えるので古い機種にSIMカードを入れて再度利用することはできますが、メリットはあまりないかもしれません。

iPhoneを自宅保管しない方がいい5つの理由

下取りに出さない場合のiPhoneの活用方法を紹介しましたが、正直なはなし「絶対にとっておかなければダメだ!」という感じではなく「あればあったで良いけど、なかったらなかったでいい」という感じではないでしょうか。

実際に古いiPhoneを使いまわしている人は身近にあまりいないと思います。新しい機種の方が性能が良いので古い機種を取っておいても結局使わなくなるんですよね。

使わなくなることも含めて古いiPhoneを残しておかない方が良い理由についてもご紹介します。

1.下取りに出すと次の機種が安く使える

機種変更や他社に乗り換えをするときにiPhoneを下取りに出せば次の機種の利用料金が割引になったり、下取り価格分のポイントを貰えたりします。

各携帯会社に下取りしてもらった場合、下記のような方法で還元してもらえます。

下取りの受け取り方

ドコモ

  • dポイントで付与

au

  • WALLETポイントで付与(機種変更時のみ)
  • 新機種本体代金から割引するか、月々の携帯料金から割引するかを選べる(24回)(本体の画面が割れてる場合は新機種本体代金から割引のみ)

ソフトバンク

  • 月々の携帯料金から割引する(24回)

例えばiPhoneXから別の機種に機種変更もしくは乗り換えをする場合、2019年5月現在ではiPhoneXを下記のような価格で下取りをしてもらえます。

■機種変更の場合のiPhoneX下取り価格

状態ドコモauソフトバンク
通常品52,000円55,080円63,600円
(2,650円×24回)
画面割れ品15,600円16,200円19,080円
(795円×24回)

■他社乗り換えの場合のiPhoneX下取り価格

状態ドコモauソフトバンク
通常品52,000円55,080円
(2,295円 ×24回)
54,000円
(2,250円×24回)
画面割れ品15,600円16,200円16,200円
(675円×24回)

簡単に言うと次の機種代金を5万円ほど抑えることができるということです。

機種によって下取り価格が違うので、ご自身が使っているiPhoneの下取り価格を調べてみてください。下取りプログラムを知らずになんとなく古いiPhoneを取っておくと損する可能性があります!

2.データが分散して混乱する

iPhoneを2台持っていると、2台分の容量が使えることになります。

なので画像や動画、音楽などを古くなったiPhoneの中に入れて楽しむことができますが、その結果データが分散して「あれ、あのファイルはどっちのiPhoneに入ってたっけ?」と混乱してしまいます。

しかも新機種を購入すれば古いiPhoneはサブになるので、使おうと思っていた時に充電されていなかったりとめんどくさいことが多くなります。

そうするよりも、古いiPhoneのデータはパソコンやiCloudに入れておき、いつでも古い機種に入っていたデータを閲覧できるようにしていれば管理も楽だし、古いiPhoneはいらなくなります。

3.故障するとガラクタになる

古いiPhoneを取っておくことの一番のデメリットは故障した時です。

画面が割れたり、バッテリーが故障して充電できなくなったりすると完全にガラクタになってしまいます。

もちろん修理に出すこともできますが、古い機種にお金をかけて修理をするか?といったらほぼ確実にしないでしょう。

新しい機種に変更した時点で携帯会社の修理保証も切れているので、実費で修理しようと思うとかなり高額になります。そうなると電源の付かない"置物"になってしまいます。

iPhoneの充電ジャックは新機種になると新しいタイプに変わっていたりするので、充電器の接触が悪くなったりした場合も古いタイプの充電ケーブルを探さなければいけなかったりします。

長期的な目線で見ると古い機種を取っておくことは維持コストも高いのでオススメしません。

4.古くなると買取り価格が下がっていく

古いiPhoneを下取りに出さずに新機種に変更して、後から「やっぱり古い方のiPhoneは要らない!」と思った場合、GEOやブックオフなどのリサイクルショップで買い取ってもらうという方法があります。

ただし、古い機種の買取価格はどんどん下がっていきます。何か特別なことがない限り、古い機種の買取価格は今後下がっていく一方です。

つまり"機種変更しようと思ったタイミングが下取り価格の最高値"ということです。

なので後から決めるというよりも、機種変更の時に思い切って各携帯会社に下取りに出すか、リサイクルショップで買い取ってもらうかのどちらかを選ぶことをオススメします。

もしその機種にどうしても愛着があるのであれば、後からでもヤフオクなどのオークションサイトでゲットできますし、一度手放すと「別にいいや、今持ってる新しい機種があるし」とキッパリと手放すことができると思います。

5.使い分けが面倒になってくる

私自身も古いiPhoneをとっておき、機種変更後の新しい機種と2台使っていたことがあります。

結果から言うと古い機種は全く使わなくなりました。

新しい機種では古い機種の機能が全部ついている上に、画質や音質などの性能が高いので、結局新機種ばかり使うようになってしまいます。

前述したように「古い機種を取っておいて音楽プレーヤーとして使おう!」などとも考えていましたが、古い機種をiTunesにつないで同期して…、新しい機種もiTunesにつないで同期して…などとやっていると面倒になってきます。

iPhoneはイメージでいうなら財布や時計みたいな、使用頻度の所持品なので使い分けるのは意外と難しいです。

結果的に使わなくなるなら、新しい機種を安く購入するために下取りに出した方がいいです。

最後に結論をまとめると

結論を言うと、古いiPhoneは下取りに出した方がメリットが多いです。

「思い出が詰まっているから!」という方も多いとおもいますが、iPhoneは1年単位で新しい機種が発表されていて、機能も格段に良くなってきています。

例えば3年前の機種であるiPhone7と最新機種であるiPhone Xsの画質を比べてみると圧倒的に最新機種の方が高性能です。

機種iPhone XsiPhone7
ディスプレイ5.8インチ有機EL4.7インチ液晶
解像度2436 x 1125ドット1334 x 750ドット

これだけスペックが違うと、古いiPhoneを残しておいても新しい機種の性能が良すぎて古い機種は使わなくなります。

誇りを被ってガラクタになってしまうのであれば、必要なデータだけ全部抜き出して下取りに出し、次の新しい機種をお得に購入した方が絶対にお得です!

最後まで読んでくれてありがとう!お役に立てたかな?

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