iPhoneの純正イヤホンって音質もいいですし、音量のコントローラーもついてるし、iPhoneを購入したときに付属しているので使い続けたいですよね。
しかし、耳に合わなくて使っていると耳が痛くなるという方もいるかもしれません。今回の記事では、iPhoneの純正イヤホンが耳に合わなくて痛い場合の対処法と原因を解説します。
iPhoneの純正イヤホン専用のカバーをはめて、耳に突っ込める「カナル型イヤホン」にする方法も一緒に紹介します。
iPhone付属の純正イヤホンが自分の耳に合わない時の対処法
「iPhoneの純正イヤホンが耳に合わない…」という方は多いのではないでしょうか。実は私もiPhoneの純正イヤホンを装着していると耳が痛くなります。
まずイヤホンで耳が痛くなった場合の対処法について解説していきます。
一度外して耳を休ませる
イヤホンで耳が痛くなったときには、無理に装着し続けず一度外して耳を休ませましょう。イヤホンの形が耳にフィットしていない場合は、耳が圧迫され血の流れが悪くなって耳が痛くなってしまいます。
一度イヤホンを外し、耳をマッサージするなどして耳を休ませると痛みはおさまるでしょう。
別売のイヤホンカバーをつける
iPhoneの純正イヤホンは「インナーイヤー型イヤホン」と呼ばれる耳にひっかけるタイプのイヤホンです。そのため、耳の形に合わない場合、ずっとつけているのが辛くなるかもしれません。
そういった場合は、「カナル型イヤホン」と呼ばれる、耳の穴に突っ込めるタイプのイヤホンに変換できるパーツを別途購入するのがオススメです。
カナル型イヤホンに変換できるパーツは、Amazonや楽天市場で数百円で購入することができます。具体的な商品は後述しています。
病院で診てもらう
「なんかずっとつけていると耳が痛むな〜…」という感じではなく、「痛い!もう耐えられない…!」というような強烈な痛みを感じる方は、一度病院で耳を診てもらいましょう。
耳が痛む原因がイヤホンではない可能性もあります。特に耳が痛くなるだけでなく、頭痛や発熱なども同時に起こる場合は急性中耳炎などの病気の可能性もあります。
合ってないなら諦めて他のものを使おう
どうしてもiPhoneの純正イヤホンが合わないのであれば、無理に使わずに他のイヤホンを利用しましょう。iPhoneの純正イヤホンは音質もよく、iPhoneなどの購入時には無料でついてくるのでついつい使いたくなってしまいますよね。
しかし、長期的な目線で考えると快適にイヤホンを利用できないのであれば、耳に合うイヤホンに買い換えることをオススメします。
もし「どうしてもiPhoneの純正イヤホンがいい!」という方は、次の項目で紹介するカナル型イヤホンに変換するアイテムを購入して試してみてください。
純正イヤホンを、耳の穴に突っ込むカナルタイプのイヤホンに変換する方法
iPhoneの純正イヤホンを、耳の穴に入れるカナル型イヤホンに変換するのはとても簡単です。Amazonなどのネットショップで販売しているイヤホンカバーを購入して、イヤホンに被せるだけです。
種類はメーカーによっていろいろありますが、代表的な商品を紹介します。
エレコムEarPods用 イヤホンカバー
日本のコンピューター周辺機器メーカーとして有名な「エレコム」が販売しているiPhoneの純正イヤホン用カバーがあります。
iPhone5シリーズ以降のiPhoneに付属している純正イヤホンに、イヤホンカバーを被せるだけで耳の穴に入れるカナル型イヤホンのように変換することができます。
シリコンカバーなので耳に装着することで遮音性も上がり、イヤーピースがあることで落ちにくくなります。純正イヤホンの形はそのままだと落ちやすいので、落ちないように耳にグリグリと押し込む方もいると思います。そうすると耳が痛くなってしまいますよね。
イヤホンは長期的に利用するものだと思うので、早めに快適なつけ心地のカバーを見つけたいですよね。数百円ほどの値段で購入できるので、一度試してみてください。
なぜイヤホンをつけると耳が痛くなるのか?その原因と理由を知ってますか?
そもそもなぜイヤホンをつけると耳が痛くなるのでしょうか。イヤホンによって耳が痛くなる原因をまとめてみました。
形やサイズが耳に合っていない
イヤホンで耳が痛くなる原因として一番多いのは、イヤホンが自分の耳の形に合っていない場合です。
自分の耳を触ってみるとわかりますが、グニャグニャと曲がりますよね。手で触れる部分の耳のほとんどは軟骨です。耳に合っていないイヤホンを装着すると、軟骨が圧迫されて痛みの原因となります。
iPhoneの純正イヤホンに限らず、市販のイヤホン全般は量産型のため一人ひとりの耳の形に合わせて作っているわけではありません。そのため、耳の形によってイヤホンの合う・合わないがあるのはある種仕方ないことかもしれません。
しかし、耳穴自体はある程度同じだと思うので、インナーイヤー型のイヤホンによって耳の入り口が痛くなってしまう方は、前述したカナル型イヤホンに変換できるカバーを装着してみることをオススメします。
音量が大きすぎる
大音量で音楽などを聞くことも耳の痛みにつながります。
WHO(世界保険機関)では、10代〜30代など若い世代の、スマホや携帯型音楽プレイヤーによる大音量での音楽視聴に警鐘を鳴らしています。
大音量で長時間音楽を聴くと、耳の内部の音を伝える役割をしている「有毛細胞」という部分が徐々に傷がついて、「音響外傷」になってしまう可能性があります。
ボリュームを落としたり、定期的に耳を休ませたりして対策しましょう。
装着方法を間違っている
iPhoneの純正イヤホンはカナル型イヤホンとは違い、左右がわかりづらいですよね。「L」、「R」と表記されているので間違える事はほぼないと思いますが、もし左右逆に装着していたりすると、それが耳の痛みの原因になることがあります。
Appleではつけ心地を含め、しっかりと耳に固定されるイヤホンを作るために多数の3Dサンプルを作成して純正イヤホンを開発しています。
そのため、左右をつけ間違えるだけで耳の形にフィットせず、耳を痛める原因になってしまう場合があります。
長時間イヤホンをつけている
どんなに耳にフィットするイヤホンでも、長時間装着していると耳が痛くなる場合があります。私自身も今までいろんなタイプのイヤホンを使用してきましたが、どんなイヤホンも3~4時間ほどすると耳が痛くなってきます。
マスクを長時間つけていると、耳のゴムの部分が痛くなったり、輪ゴムを手首につけていると痛くなったり、人体は弱い力でも長時間圧迫されると痛くなってきます。
そのため「長時間つけてると耳が痛くなる…」というのは、一般的な反応なので悩む必要はありません。少し休ませながらイヤホンを利用しましょう。
まとめ:Ear Pods用イヤホンカバーを試してみよう
今回の記事の内容をまとめると、下記のとおりです。
■耳が痛くなる時の対処法
- 一度外して耳を休ませる
- 別売のイヤホンカバーをつける
- 病院で診てもらう
- 合わないなら諦めて他のものを使う
■耳が痛くなる原因
- 形やサイズが耳に合っていない
- 音量が大きすぎる
- 装着方法を間違えている
- 長時間イヤホンつけている
iPhoneの純正イヤホンは、ボリューム調整のコントローラーがついているので音楽を聴く時には使いやすいですよね。音響も問題ないですし、普通に購入しようとすると2,000〜3,000円ほどします。
しかし、もし耳に合わない場合、長期間使い続けることを考えると別のイヤホンの購入も検討した方がいいでしょう。買い換える前に一度試して欲しいのが、Ear Pods用のイヤホンカバーです。
ペアで500〜800円ほどと低価格で購入できるので、一度試してみる価値はあると思います。
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