近年の急速なキャッシュレス決済の流行の影響で、バーコード決済を利用し始めた人も多いでしょう。
私自身もほぼ現金は使わなくなり、ほぼすべてがキャッシュレス決済となりました。
そのキャッシュレス決済の最大手とも言えるブランドがPayPayです。
PayPayは多くの店舗決済、オンライン決済に導入されており、幅広く利用することができます。
しかし様々な事情からPayPayが使えないなんていうケースもあるようです。
実際にPayPayを使おうとしたときに「使えない」なんてなってしまうと困ってしまいますよね。
そこでこの記事では、PayPayが使えなくなってしまった時の原因やその対処方法について詳しく解説してみました。
PayPayが使えない原因とその対処法
PayPayが使えない原因は1つではなく、状況により様々です。
シチュエーションごとの原因とその対処方法について、詳しく確認してみましょう。
原因①サーバーがダウンしている
PayPayは頻繁に様々なキャンペーンを開催していますが、このキャンペーン中は多くのユーザーがPayPayを利用するため、一時的にサーバーが過熱してしまうことがあります。
これが原因でPayPayが使えなくなるということは少なくありません。
重要なニュースを報じた芸能事務所の公式サイトに接続しにくくなるのと同じようなイメージです。
対処方法としては、サーバーが落ち着くのを待つしかありません。
キャンペーン中やキャンペーン開始直後などは、特にアクセスが集中しやすいですので、うまく避けながら利用するようにしましょう。
原因②通信環境が悪い
通信環境の悪さもPayPayが使えない大きな理由となります。
特に夕方から夜にかけては、多くのサラリーマンが仕事終わりにスマートフォンでインターネットを利用します。
その影響で日中とは比較にならないほど、通信環境が悪くなることも珍しくありません。
特にポケットWi-Fiを利用している方は、その影響をもろに受けやすくなります。
またコンビニやカフェなどで無料Wi-Fiを利用するのも同様です。
モバイル通信の場合は終日安定していることが多いので、PayPayでうまく決済できない場合はWi-Fiをオフにして、モバイル通信を利用してみてください。
原因③そもそもPayPay決済に対応していない
決済をしようした店舗がそもそもPayPayに対応していないこともあり得ます。
当然PayPay非対応なら、どう頑張ってもバーコードを読み込むことはできません。
入り口やレジなどで使えるキャッシュレス決済が表示されていることが多いですから、PayPayが使えるか否か必ず確認してから入店するようにしましょう。
原因④スマートフォンの処理速度が遅い
スマートフォンのストレージが圧迫されすぎていると、PayPayのアプリがなかなか起動できなくなります。
私もある時PayPayの起動に時間がかかりすぎて、後ろの人がイライラしてきたので慌てて現金決済に変更したこともありました。
後で振り返ると、32GBのiPhoneストレージをほぼフルで使っていたことが原因と分かったのです。
不要なデータやアプリを削除してストレージを回復すれば、快適な動作へと復活しました。
スマートな決済ができるはずのPayPay決済の立ち上げにモタモタしていては、元も子もありません。
なんとなくスマートフォン全体の動作が重いと感じた時は、ストレージ容量を回復させておきましょう。
原因⑤PayPayアプリに不具合が起きている
PayPayアプリに不具合が生じて使えなくなるということもあります。
アプリが使えなくなる理由としては、
- アプリのメンテナンスが行われている
- アップデートの途中である
- バージョンが古すぎて起動できなくなった
などが考えられますね。
その場合の対処方法は、Yahoo JAPANのアプリからPayPayを起動することです。
残高情報などは共有されていますので安心してください。
原因⑥スマートフォン画面が汚れている
店側がスマートフォンのバーコードを読み込むという形式の場合には、スマートフォンの画面の汚れが原因でPayPayが使えないこともあります。
食事をした時などは、画面に食べかすなどが付いていないか確認してみましょう。
また画面に割れている場合も読み込みが困難になるケースがあります。
どうしてもバーコードが読み込めない場合には、別のスマートフォンを利用するか、PayPayでの決済を諦めるしかありません。
原因⑦スマートフォン画面が暗すぎる
スマートフォンの画面の暗さが原因でバーコードが読み込めないこともあります。
ブルーライトをカットしたいという考えから、スマートフォンの画面を暗めに設定している人も多いでしょう。
しかしPayPayで決済する場合は、できるだけ画面を明るめに設定しておいてください。
マックスで明るいのに、それでも読み込めないという場合は、一旦アプリを切って、再度起動するという方法もあります。
原因⑧利用可能額を超過している
PayPayには時間あたりに利用できる上限額が決まっており、それを超える場合には決済ができません。
具体的な上限は以下の通りです。
[su_table]
決済方法 | 1日 | 1か月 |
PayPay残高 | 50万円 | 200万円 |
青いバッジ付き&本人認証設定済みクレジットカード | 25万円 | 25万円 |
本人認証設定済みクレジットカード | 2万円 | 5万円 |
本人認証未設定クレジットカード | 5000円 | 5000円 |
[/su_table]
もちろんチャージ残高がそもそも足りていないというケースもPayPayは使えません。
PayPayの利用可能額に収まるように購入点数を減らすか、別の決済方法を利用するようにしてください。
原因⑨先に別の決済が読み込まれてしまった
PayPayで決済をしようと思ったら、先に別の方法で決済してしまうというケースもあります。
私自身の話ですが、スマートフォンのバーコードを読み込んでもらおうとしたところ、スマートフォンのケースに入っているPASMOが電子マネー決済リーダーに触れてしまい、そちらが先に読み込まれてしまったということがありました。
こんなおバカなケースもあるんですね。
多くの店舗では誤った決済は返金してくれます。
返金対応をお願いした上で、PayPayでの決済を再度やり直すようにしましょう。
PayPayが使えない事態を防ぐための未然予防策
PayPayは手間も時間もかけずにスマートに決済できるのが大きな魅力です。
しかしそれが使えないのでは、意味がありませんよね。
そこで「PayPayが決済できない事態を防ぐ」という観点から、未然に予防するための策を2つ紹介します。
予防策①PayPayにクレジットカードを登録しておく
上述したように、PayPayのチャージ残高の不足が原因になることも少なくありません。
残高不足の場合、一旦自分でチャージの手続きを踏む必要があり、結構時間がかかってしまいます。
しかしクレジットカードを登録しておけば、不足分は自動的にチャージしてくれるため、残高不足で決済ができなくなるという心配はありません。
なお、クレジットカードの利用可能額にも上限はあります。
上限をオーバーすると当然PayPayでの決済もできなくなるので注意してください。
予防策②予備の決済手段を用意しておく
PayPayが使えない時は、場合によってはPayPay決済を諦めざるを得ないこともあります。
そのためいくつか別の決済手段も持ち合わせておくようにしましょう。
具体的には
- 他のバーコード決済(LINE Pay、メルペイ、楽天ペイ、Origami Payなど)
- iD決済
- 現金
- 電子マネー
- クレジットカード
などです。
通信環境が原因の場合には他のバーコード決済もNGの可能性があります。
そのため、万能な現金を持ち合わせておくのがおすすめです。
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